インバウンド傾斜が歪める観光立国への道

今日は関空の旅客数と発着回数が中国韓国台湾からの観光客で開港以来最高になったとのニュースが流れていました。その評価は様々ですが、星野リゾートの星野佳路代表はインバウンド傾斜が歪める観光立国への道について書いておられます。

観光庁の宿泊旅行統計調査によれば、消費額は上位5都道府県(東京・北海道・大阪・京都・千葉)で65%、上位10都道府県で80%を占めている。需要の地域的な偏在問題は、日本人による国内旅行でも程度の差こそあれ存在するが、インバウンドの効果が国内観光地の大半にほとんど届いていないことが分かる。

でもだからこそ、上位都道府県はその機会を活かさねばもったいないということと理解しました。そういえば、昨日、大阪府行政書士会も旅館業法の研修を急遽開催し、当初の想定をはるかに上回る参加者が集まっていました。「外国人滞在施設経営事業」についても触れられていましたが、まだ中身ははっきりしていないようです。